2025年3月30日 主日礼拝

ヨシュア記13章1節

國分広士牧師

1.

  • ヨシュア記13:1~6に記されている、占領するべき地名を地図で確認すると、カナン全域の4割ぐらい。
  • また、占領した地域の中にも、征服できなかった町々が残っているので、カナン地域の半分しか征服できなかったのだ。
  • 主は老人になったヨシュアに、課題はたくさん残っていると語られたのだ。

2.

  • さらに、ヨシュア記1:4で、「あなたがたの領土は荒野からあのレバノン、そしてあの大河ユーフラテス川まで、ヒッタイト人の全土、日の入る方の大海までとなる。」と語られた地域は、創世記15:8で、アブラハムに語られた地域を指している。(その日、主はアブラムと契約を結んで言われた。「あなたの子孫に、わたしはこの地を与える。エジプトの川から、あの大河ユーフラテス川まで。)
  • それは、エジプトとメソポタミヤの間の全地域。カナンの地はその10分の1程度にすぎない。しかもその半分しか征服できていないということは、全目標の5%しか達成していないということ。それが認めるべき現実の姿。決して「ここまでできれば上出来」とは言えないのである。

3.

  • 私たち自身の人生の目標の達成具合はどうか。わずかしか実現していないなら、イスラエルと同じ。わずかな成果しかなく、その成果も主の助けなしには実現しなかったのではないだろうか。それが私たちの現実の姿。
  • 素直に自分の弱さを認めて、もっと積極的に主の助けを求め、主が今日やらせてくださることに、今日も取り組もう。