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2021年12月5日 主日礼拝
1.逆転
- マリアの賛歌には、様々な逆転が表現されている。
v48 卑しいはしため→幸いな者
v52 低い者→高く引き上げられる
v53 飢えた者→良いもので満ちたらせる
v51 心の思いの高ぶる者→追い散らされる
v52 権力のある者→王位から引き下ろされる
v53 富む者→何も持たせずに追い返される - この逆転をもたらすのは「救い主である神」(47)。マリアは自分自身が主の母となる使命を受けたことから、自分だけでなく主を信じる者に主が逆転勝利をもたらされることを確信した。
2.主の御腕の力強さのゆえに
- 主は全能の神。何でもできるし、知恵に富む。私たちにとって難題であっても、主は必ず解決される。エジプトから脱出させ、カナンの地を攻略させた。主に逆らった時には裁きとして捕囚を経験させたが、悔い改めた主の民を再びイスラエルの地に戻させ、国を再興させてくださった。
- 「心の思いの高ぶる者」(51)は、神の偉大さを認めない。自分で何でもできると思っている。そして、自分にできないことは誰もできないと思っている。そうやって、望みの範囲を狭めている愚かさには気づかない。
- 拉致問題のような難題の解決を主に祈るのは、主の全能の力を信じるから。主を信じない者には愚かに見えるだろう。しかし主を信じる者にとっては、祈らない方が不誠実。
3.主はあわれみを忘れない
- 不遇な時が続くと、主に忘れられてしまったように感じるかもしれない。しかし、主は忘れてはいない。私たちはすぐに助けて欲しいと思うが、神はご自分の時を定めておられる。
- 過程がどうあれ、大逆転が起きれば、結果は全く変わる。スポーツでも、途中までリードされている試合を大逆転することがある。
- 通常はありえない大逆転は、神のみわざであることを私たちに示す。主の勝利によって心の高ぶりが裁かれる。
- 主はあわれみをいつまでも忘れない。私たちもいつまでも信じ続けよう。
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