2021年11月14日 主日礼拝

詩篇 56篇9~11節
國分広士牧師

1.絶体絶命の危機の時の詩

  • 表題を見ると、ダビデがペリシテ人のガテで捕らえられた時の心境が歌われた詩であることがわかる。このときダビデは、サウル王に追われて、隣国のペリシテに逃げていた。しかし、ペリシテ人にとって、ダビデは仇敵。特に「ガテ」は、かつてダビデが倒したゴリアテの町だった。ペリシテ人はダビデを捕らえ、ガテの王の前に連れて行った。その絶体絶命の時の歌。

2.この時に神に信頼する

  • 平静な状況で信頼するのと、危機的な状況で信頼するのとでは違う。ダビデは3節で「心に恐れを覚える日、わたしはあなたに信頼します。」と言う。自分が危機的な状況であることはよくわかっていた。しかし、だからこそ、ダビデはあえて、主に頼ることを選択する。
  • 危機的状況は幾度も経験した。まだ羊飼いをしていた時代には、羊を襲うライオンや熊と戦わなければならなかった。戦士として初めて立ち向かったゴリアテとの戦いも、圧倒的に不利な状況だった。そのたび、ダビデは主に頼って勝利を得てきたのだ。

3. 神が味方だと知っている

  • 神が全能でも、味方でなければ無意味。ダビデは神に従う者にとって、神は味方であることを信じており、その信仰が明確なので「知っています」(9節)と言った。半信半疑ならこうは言えない。
  • 恐れを覚える状況だからこそ、神を思い、神が自分を知っていることをダビデは思い起こした。思い起こし、あらためて主に信頼した結果、「神に信頼し私は何も恐れません。人が私に何をなし得るでしょう。」(11節)と言うことができた。

4.神は私の味方なのか

  • 世界の創造者である神を信じ、そのひとり子イエス様の十字架が自分の罪を救うと信じる者にとって、神は味方である。ダビデのように、神が自分の味方だと信じる者こそ、勇気をもって人生を歩める。神を信じよう。