2019年12月1日 主日礼拝
1.テオフィロのために書かれた
- テオフィロは細いことが気になる人だったようで、ルカは彼が気にする事柄を取り上げ、年代や場所や登場人物の特定などを細かく記した。そういった経緯が確認できないと事実だと思えないタイプだったのだろう。
- ルカは福音書の続編として使徒の働きを記した。テオフィロが自分宛の書物を公開したから聖書となった。それは彼が信じて信者になったからだろう。事実を知ったならば、聞き流さずきちんと受け止めよう。
2.バプテスマのヨハネの出生
- ヨハネの父ザカリヤは祭司だった。突然現れた御使い。神殿で香を焚くという、一番天使が登場しても当然と思われる状況だったが、ザカリヤは取り乱した。天使には神の栄光の輝があり、自分の罪深さを思い知らされたのだろう。
- 御使いは「あなたの願いが聞き入れられた」と言う。ザカリヤは子のないまま歳をとっていた。それでも子が欲しい、後継が欲しいという願いは心に抱き続けており、神はその祈りを聞かれたのだ。
- 神の偉大な計画が実現する前に、神の恵みを期待して祈る人がいたことを覚えておこう。
- しかも子は特別に神に用いられる偉大な人となる。(14-17)
- この喜ばしい知らせを聞きながら、ザカリヤは信じることができなかった。彼は神の全能の力や、自分を用いるという自分への愛が信じられなかった。
3.おしにされ反省したザカリヤ
- 御使いに戒められ、ザカリヤは口が聞けなくなる。その経験でザカリヤは反省し、悔い改めたのだろう。
- 妻エリサベツは本当に妊娠した。神のみわざが実現する前に、そのわざに用いられる人の信仰が整えられ、真に悔い改めて神の約束を信じる信仰へと変えられていたことを忘れてはならない。
- もしも、自分を主のために用いていただきたいと願うなら、神が私たちを用いる前に、自分自身が悔い改めて、真に神に期待し従う信仰へと、整えられる必要があると考えよう。
本日の宣教要旨はございません。