2015年12月6日 主日礼拝

ヨハネの福音書 1章1~9節
國分広士牧師

1.初めにあった

世界は危機的な状況にある。国際的テロが頻発。国同士の関係も難しい。国内でも貧困者が増加。さらに温暖など地球環境の悪化という、より深刻な問題が進行中。なぜこうしたことがと考えると、過去を振り返ることになる。そうして世界の初めを考えると、それは神の「ことば」だった。

2.すべてのものを造られた

神はことばをもってこの世界を造られた。すべての存在は神の計画によって造られた。私たちの問題は、造り主との関係が正常であるかどうかによっている。人が罪を犯したときから、神との関係が損なわれ、そのときから問題が始まった。創世記3:17には「食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。」と書かれている。世界は壊れつつあり、人間も壊れつつある。被造物にすぎない人間はこの問題を解決できない。

3.この方のいのちが人の光

世界を造られた方は、直すこともできる。私たちのねじまがった心の奥底まで解明し、どこからおかしくなったのか、どうしたら回復できるのか、造り主だけが解決をもたらせる。そしてその解決の手段として、神は御子イエスをこの世に人として生まれさせた。彼こそが私たちの希望の光。この光は闇の中で輝いている。だから彼のところに行こう。光から遠ざかってはならない。