2015年1月11日 主日礼拝

創世記 17章9~14節
國分広士牧師

1.子孫とともに

神はアブラハムと契約するにあたり、彼個人だけでなく、未来の子孫も同じ契約を受け継ぐと語られた。彼の決断が子孫に祝福をもたらす。だからこそ、まだ子孫を与える前に契約を結ばれた。

2.契約のしるしである割礼

神との契約を結んだしるしとして、男子全員が割礼を受けることが命じられた。割礼は包皮を切除し、体に傷をつけるので、裸になれば神との契約を結んでいるかどうかは明白になる。神と契約を結んでいない人々との違いをはっきりさせる結果にもなる。

3.心の包皮を切り捨てる

申命記10:16には、「心の包皮を切り捨てなさい」、エレミヤ4:4には「心の包皮を取り除け」という表現がある。割礼は体の表面的な問題ではなく、本質的には神に対してのへりくだりを意味している。神に逆らう罪の心、すなわち神を信じない、あるいは神は不要と思う心を捨てて、信じ従うことこそ、割礼の意味していること。儀式としての割礼を継承していない私たちも、心の包皮を切り捨てることは求められている。神への不信を捨てよう。自分中心の思いを捨てよう。へりくだって神に従うことを神に祈ろう。