2014年2月2日 主日礼拝

創世記 1章26~31節
國分広士牧師

1.人間の原型は神(26-27)

神は全てのものを造られ、私たち人間を造られた。人間の創造で特に大切なのは「神のかたち」に造られたこと。すなわち神は私たち人間の原型。「人間らしさ」や「自分らしさ」を知りたいと願うなら、人間や自分を観察するだけでは不十分であり、人間の原型である神を知らなくてはならない。また神が人間に与えた使命を知る必要もある。

2.被造物を支配する者(28)

神は人間を、他の被造物を支配する者として創造された。真の支配は神ご自身のわざ。神のしもべとして、人は神のみこころを理解して喜び、神が望まれる支配を進んでするようにとの期待を受けている。神は使命を果たせるように知恵や力を人間に与えているが、与えられた知恵や力だということを忘れず、神の目的のために用いよう。

3.非常に良かった(31)

神はご自分の造られた全てを見られた。すなわち、創造はここで終了した。被造物は非常に良かった。私たちが願うのは、この非常に良い状態。罪に満ちた地上には理想的状態はもはやないが、願うべき・求めるべき状態は、「少し良い」でも「まだまし」でもなく、「非常に良い」である。でなければ罪深さを許容して悔い改めなくなる。神の聖さを求めよう。