2013年10月27日 主日礼拝
1.財産をささげる決意
取税人はお金のためにローマ帝国に仕えるので、裏切り者で金の亡者というイメージ。お金第一だったはずなのに、なぜ、貧しい人や弁償と慰謝料のためにその財産の半分以上を投げ出す決意をしたのか?
2.「貧しい人たち」「だまし取った物」
ザアカイは、貧しい人のことが気になっていた。自分の財産を使えば彼らを助けられるのにと思っていた。自分がだましとった物の事も気になっていた。税金の取り立てと称して、必要以上に取ったために、非常に困窮したり怒っている人々のことが気になっていた。
3.主よ。ご覧ください。
罪責感は自分ひとりでは解決できない。他の人に赦してもらわなくては、安心できない。信頼している相手が認めてくれることで心は大きな安心を得る。だからザアカイは自分一人の心の中で「こうしよう」と思うだけでなく、主イエスにはっきりと自分の決意を告げる。主イエスは口より行動と注文をつけたりはせず、彼の告白を大いに評価した。神は私たちの決心を認めてくださる。主に認められたからこそ、ザアカイは自分の決意したことを必ず守ろうとするだろう。あなた心に思いつつ決断できないでいたことを、主に打ち明けよう。主はあなたを受け止めてくださる。