2013年9月8日 主日礼拝

ルカの福音書 12章6~12節
國分広士牧師

1.主を人前で認める者

全てをご存知のお方は、ご自分が人々にどう思われているかを良く知っているが、知っているから無感動ではなく、主を信じている者が主をどうあかしするかに関心を持っておられる。主がヨブの信仰をみ使いたちの前でサタンに語った場面のように、主を信じる告白は、主が最も喜ばれることなのだ。

2.主を人前で知らないと言う者

真に恐れるべき方は神と思っているかどうかは、敵対者の前でどう発言するかによくあらわれる。主を知らないと言ったペテロのように、神よりも人間を恐れれば、自分の身を守るために主を否定する。ペテロが悔い改め、主に再献身したように、主を否定した事を深く反省しよう。

3.言うべきことは聖霊が教える

「どう語って良いかわからない」というのは、弁解にならない。言うべき言葉は聖霊が与えるのだから。反対に主を信じている者が主を否定する事は「聖霊をけがす」ことになる。前もって語ることばを準備したから言えた、というのは原稿を読み上げたようなもので、感動は少ない。原稿も事前準備もないけれども、言うべきだからと勇気を持って語るなら、ことばとして整っていなくても、真実味があり感動する。主が自分に告白の場を与えて下さったと信じ、心配せずに導きを求めつつ主をあかししよう。