2013年4月14日 主日礼拝

ルカの福音書 7章18~28節
國分広士牧師

1.ヨハネのゆらぎ

主にほめられた百人隊長の信仰を学ぼう。彼はまず主イエスに素直に願った。ユダヤ人の長老を送ったのは人任せではなく、しかるべき人が依頼するのがふさわしいと思ったからで、求める姿勢は明確。信仰の基本は、主に頼る事。頼らない人は信じる事もない。

2.主に尋ねる勇気

この問いを受けた後で、主はヨハネを高く評価していることに注目しよう。主イエスを疑うことは良くないが、その心を正直に主イエスに打ち明けて尋ねた事は、模範となる信仰の姿勢だと言える。私たちも心が揺らぐことがある。そのときに自分の心だけで問題を処理するのか、主のみことばを求めて祈るかでは、大きな違いがある。

3.主のことばをいただく幸い

主イエスは安心させるような言い方はなさらず、ありのままの主の姿を見て自分で評価するように答えた。同じ主の姿を見て信じる者も、律法学者のように信じない者もいた。「あなたは私をどう思うのか」と主は問われる。信仰はいつでも変わらない思いで告白できるかどうかが問われる。心揺らいでいるなら正直に主に打ち明け、みことばを求めよう。