2013年4月7日 主日礼拝

ルカの福音書 7章1~10節
國分広士牧師

1.主イエスに願うへりくだり

主にほめられた百人隊長の信仰を学ぼう。彼はまず主イエスに素直に願った。ユダヤ人の長老を送ったのは人任せではなく、しかるべき人が依頼するのがふさわしいと思ったからで、求める姿勢は明確。信仰の基本は、主に頼る事。頼らない人は信じる事もない。

2.自分の家に迎える資格はないという謙遜さ

主は百人隊長の家に向かわれたが、主の動きを知った百人隊長は別の友人を急いで送った。彼はユダヤ人が異邦人の家に入る事を嫌う事を知っており、また罪深い人間である自分の家に主イエスを迎えるのは申し訳ないと思ったのだ。黙っていたほうが都合が良いのに、主を尊敬するゆえに謙虚に遠慮する行動を起こしたのだ。

3.おことばだけでいやされるという信頼を告白

あきらめたのではない。主イエスのおことばは求めている。それで十分と信じ、その信仰を告白したのだ。これは主イエスを全能の神の子と信じる信仰である。主イエスは群衆に向かって、百人隊長の信仰をほめた。へりくだって謙遜であり、しかも大胆に主イエスを信頼していたからだ。私たちは信頼しなかったり、願いが実現しなくても失望しないように予防線をはることが多い。とことん主イエスを信頼して求める百人隊長を見習おう。