2013年3月31日 主日礼拝

マタイの福音書 28章1~20節
國分広士牧師

1.墓を見に行った女たちの経験

女たちは墓まいりに行ったが、そこで地震を起こして墓の石を転がした天使に会った。天使の顔は輝いていた。天使は主イエスが復活し、以前に語っていたとおり、ガリラヤで再会する(マタイ26:32)と告げた。彼女たちは帰宅途上、主ご自身に会った。足もあった。主は本当によみがえられた。愛する主は生きておられるのだ。

2.番兵達の経験

兵士たちも天使を見た。彼らは恐ろしくて何も抵抗できなかった。封印が開けられたのでごまかすこともできず、祭司長たちに急いで報告した。祭司長たちは天使云々の話は全くとりあわず、騒ぎにならないように番兵達を買収し、弟子達が盗んだと言わせた。しかし、大急ぎで作り上げたストーリだったので、眠っている間の出来事を報告するという不自然なことばだったため、かえって復活したというイエスの弟子達のことばを補う役割を果たした。

3.ガリラヤでの再会

弟子たちはガリラヤに集まり、復活した主イエスと再会した。それまでに弟子達は色々な場所で復活の主イエスに会っていたが、弟子達がそろってイエス様に再会するのは初めてだった。その場で、弟子達は大宣教命令を受けた。弟子達はこの命令を聞きかじりでなく直に聞いた。だからこそ命がけで伝道するようになった。事実として復活の主イエスを信じる者は幸いである。