2013年3月3日 主日礼拝
1.敵を愛しなさい…とは?
敵とは自分が勝つべき相手。パウロは同じテーマを「善をもって悪に打ち勝ちなさい。(ローマ12:21)」と教えた。主は悪に打ち勝つ善を具体的に示す。
①憎まれたら→善を
②のろわれたら→祝福を
③侮辱されたら→とりなしの祈り
④右の頬を打たれたら→左の頬も
⑤上着を奪う者に→下着も拒むな
⑥求める者に→与えよ
⑦奪う者→取り戻すな
⑧貸したら→あげるつもりで
2.自分もしてもらいたいから
敵を愛する根拠は、第一に「自分もしてもらいたい」という同じ願いを持っていること。
ドラマでは主人公のライバルは負けると主人公をたたえる。どちらが人格的にすぐれているか?私たちは主人公になりたい願望を持っているが、主はむしろさわやかなライバルのようになって、「してほしい」という相手の願いをかなえる幸いを教えている。
3.いと高き方の子どもになるため
敵を愛する根拠の第二は神の子となるため。
主イエスを信じる者はすでに神の子どもの身分をいただいている(ヨハネ1:12)が、身分だけでなく、人格的にも神に似て、神が「我が子よ!」と喜ぶことを私たちは願う。神は恩知らずの悪人にもあわれみ深い。だからこそ主イエスを十字架にかけて罪人の咎をあがなった。愛に生きるのが神の子なのだ。このように教えさとして下さる主イエスに、主の弟子として、素直に聞き従い、「人にもする」ことに励もう。