2013年2月24日 主日礼拝

ルカの福音書 6章46節~49節
國分広士牧師

1.基礎の違いは危機時にわかる

基礎は見えない部分なので、通常は違いが見えない。しかし、危機的な時には、その差がはっきりと見える。このままでは自分は滅びると思うような危機的な時、絶望したり混乱したりするのは、実は基礎が軟弱だったり、しっかり建っていないから。厳しい事態の中でなお望みを持てる人は、危機でも崩れない基盤の上にしっかり建っている。

2.主のことばを聞く=硬い基盤を知る

主のことばは唯一の救いの教え。罪のない方である主イエスが身代わりに死なれることで、罪人を赦すというような罪の解決の仕方は、他には類がない。そして、他の教えによっては本当の罪の解決はない。そして危機的な場面では、人は必ず自分の罪深さを自覚し、罪が解決されていないと不安になって自暴自棄になったり絶望したりする。

3.主のことばを行う=基礎にしっかり建つ

主の救いの教えを聞くだけでは、そこにしっかり建っているわけではない。「行う」ことが大切。主は「わたしについてきなさい」と命じている。主イエスを信じ、彼が死なれたのは自分の罪の身代わりだったと認めれば、主の教えの基礎に建つことができる。主がよみがえられたように私もよみがえると信じるなら、激しい嵐のような恐ろしい時にも、なお望みを持てる。主を信じて平安をいただこう。