2025年8月31日 主日礼拝

序
- 原則
- 5:21 キリストを恐れて、互いに従い合いなさい。
- キリストの贖いによって、罪が赦された(恩赦を受けた)ことを信じることが大前提。
- 特別に赦された自分だから、人に対しても寛容になりたいという動機がなければ、以下の勧めは心に入らない。
- 赦しの意義をわきまえよう。
1.夫婦が互いに従い合う
- 5:22 妻たちよ。主に従うように、自分の夫に従いなさい。
- 5:25 夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、
- あなたがたも妻を愛しなさい。
- 今日、夫婦は同権という思想は広まったが、「互いに従い合う」という実践は、罪人の性質上、常に戦いを覚える。
- 自分の一番身近な人こそ、最も受け入れることが難しい。それは罪の告白と同じような性質を持つ。
- この課題の実践において鍵になるのは、「主に従うように」ということ。
- 主は「最も小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです(マタイ25:40)」と言われた。
- イエス様に対する態度で相手と接しているかどうかを思いかえそう。
2.親子も互いに従い合う
- 6:1 子どもたちよ。主にあって自分の両親に従いなさい。
- 6:4 父たちよ。自分の子どもたちを怒らせてはいけません。
- むしろ、主の教育と訓戒によって育てなさい。
- 子は親を主だと思い、素直に従う。主イエスも養父母のヨセフ、マリアに従った。
- 親も子を、主に養育を託された大切な主のこどもとして、主ご自身がその子を育てるように育てる。
- 母マリアはイエス様に諭されたが、それを心に覚えていた。(ルカ2:51)
3.主従関係においても互いに従い合う
- 6:5 奴隷たちよ。キリストに従うように、恐れおののいて真心から地上の主人に従いなさい。
- 6:9 主人たちよ。あなたがたも奴隷に対して同じようにしなさい。
- 現代社会では奴隷制度は廃止されたが、雇用関係などにおいて似たような現実がある。
- 上に立つ者と従う者という関係は、どんな社会においてもある。
- 大切なのは、社会構造としてどうあるべきかということよりも、実際の人間関係において、相手を大切にするのかどうかということ。
結
自分が出会う人々を、主が愛されている、大切な人だと思い、主に従うように相手を大切にしよう。