2022年11月27日 主日礼拝

詩篇 27篇4節
グロース・アンドレアス師

1.求めているものは一つ(詩篇27:4)

  • 自分の命を狙う敵から逃れているダビデの、ただ一つの願いは、主の家に住むことだった。それは建物としての神殿に住むということではなく、神のみこころの中に居続けるということだった。神の家は避難所。番心が休まるところ。
  • 4節後半に主の家に住む目的が記されている「主の麗しさに目を注ぎ」私たちは神を見ることはできない。神はどこにいるのか?二人でも三人でも主の御名によって祈るところに共におられる。

2.欠けていることが一つ(マルコ10:21)

  • 永遠の命を求める金持ちの青年に、イエスは「あなたに欠けていることが一つあります。」と言われた。金持ちの青年には手放せないものがあった。それは永遠のいのちの前には無価値な地上の財産。神には全てを委ねるべき。

3.必要なことは一つ(ルカ10:42) 

  • 姉マルタは主イエスに対して、妹マリアに手伝いをするよう言ってくれと注文つけた。彼女は熱心にもてなしをしていたが、主イエスは「必要なことは一つ」、マリアは良い方を選んだと答えた。心配が先に立つマルタ。しかし心配より主のみことばを聞くことの方が優先するべき。

4.一つのことは知っている(ヨハネ9:25)

  • 主イエスに目を開けていただいた盲人だった男は、イエスを敵視する律法学者たちに、「あの方が罪人かどうか私は知りませんが、一つのことは知っています。私は盲目であったのに、今は見えるということです。」と答えた。
  • 彼は主イエスを非難することばをたくさん聞いたが、主イエスを信じ続けたそれは、盲目だったのに、今は見えるという疑いようのない一つの事実を知っていたから。その事実が彼を支えた。