2013年10月6日 主日礼拝

ルカの福音書 12章33~34節
國分広士牧師

1.持ち物を売って、施しをしなさい

私たちは、持ち物(財産)が増える事が祝福だと思っている。施しは大切とは思うが、財産を削ってまではできないと思う。財産がないとみじめだと思うから。しかし主イエスは私たちをみじめにするためではなく、むしろ豊かにするために、施しをして天に宝を積めと教える。永遠の将来を考えてのアドバイスだと考えよう。

2.宝を天に積む

天は神の支配する祝福の場。神のみこころにかなう者には天で豊かな祝福が待っている。神は恵み深い方なので、恵み深い生き方に関心をもたれる。私たちは天での祝福以上に地上での祝福を望むが、地上で祝福は一時的で天の祝福は永遠。だから主イエスは地上より天の祝福を求めるように勧める。将来を知る方は、天の報いのほうが幸いだと断言する。

3.宝のありかに心もある

宝が天にあると思うなら、地上での祝福以上に、天での報いを喜ぶ。施しによって地上で貧しい者は助けられ、その愛を神は喜ばれる。神は私たちが願うなら地上での祝福も与えられるが、本当に豊かに報いるために、地上よりむしろ天で祝福しようと思われる。天で私たちのために宝を積んで、楽しみに待っていて下さる神を思って、喜んで歩もう。