2013年9月29日 主日礼拝

ルカの福音書 12章35~48節
國分広士牧師

1.幸いなしもべ

「腰に帯を締め」→気を引き締めて励む姿勢。「あかりをともして」→夜だから。今の時代も、夜の時代であり“世の光”を灯すのが私たちの勤め。「主人が戸をたたいたら、すぐに開けようと待機」→主人を戸の外で待たせてはいけない。「真夜中に帰っても、夜明けに帰っても、いつでも」そのしもべたちは幸い。“主よ、しばらくお待ち下さい。今、悔い改めて心を整えますから…”などと言うのは、見せかけの信仰。

2.不忠実なしもべ

『主人の帰りはまだだ』と思い、目下の者をしいたげ、自分の満足を追い求めていると、主人は思いがけない日の思わぬ時間に帰って来る。主人の心を知りながら、その思いどおりに用意もせず、働きもしなかったしもべは、きびしく罰される。主の再臨はいつかわからない。私たちの本性がむきだしになっている時に、主は来られる。

3.自分はどちらのしもべか?

主人に帰って来て欲しいと待ち望むしもべは、それに備える。主人に帰ってきて欲しくないしもべは、備えを怠る。単に準備があるかないかという技術的な問題ではなく、何を望んでいるかという心の姿勢が問われている。主を愛し、いつ主が来られても歓迎する者として歩もう。