2013年10月13日 主日礼拝

ルカの福音書 13章1~9節
國分広士牧師

1.悔い改めないなら滅びる

不幸な目に遭う人は天罰を受けたと思われる事があるが、決して特に悪いことをしていたからではない。しかし、突然おそってくる不幸は、悔い改めない者にとっては滅びを意味する。全ての人は罪人。神は与えられた人生の間に悔い改めることを求めておられる。

2.実を結ばないいちじくの木

悔い改めの実をいちじくに例えている。実がなる事を楽しみに待っている主人のように、神は私たちの悔い改めを待っておられる。しかしいつまで待っても期待はずれなら、神はいつかあきらめて切り倒す。私たちも、あくまで悔い改めないならば、厳しい裁きを覚悟すべき。

3.それでもだめなら

ここで主人のしもべが、いちじくの木のいのちごいをする。木の周りを掘って肥やしをやってみるというのだ。このしもべは主イエス自身を、肥やしは十字架のあがないを思わせる。何とか私たちを助けたいと、主イエスは自分の身で私たちの罪をあがなってくださった。私たちが自分の罪を告白して、主の十字架は自分のためだったと認めるならば、赦され救われる。しかし、もし悔い改めないならば、主の十字架も無駄になり、厳しい裁きを受けることになる。私たちのためにも主は「ことし一年そのままに」「もう少しで肥やしがきくから」と父にお願いして下さっているのだ。主を心に受け入れよう。