2013年11月24日 主日礼拝

ルカの福音書 18章35~43節
國分広士牧師

1.主イエスをダビデの子と認める信仰

主イエスが「あなたの信仰があなたを直した」と認めた盲人の信仰とはどういうものなのか?まず、彼は「ダビデの子のイエスさま」と叫んだ。「ダビデの子」は救い主を表す表現。盲人は主イエスを救い主と認めた。だからこそ求めて叫んだのだ。

2.あわれみを求める信仰

盲人はあわれみを求めた。自分があわれみを必要としている事が認められなければ、求められない。自分でなんとかできると思えば求めない。盲人が自分の目を開けられないように、罪の問題も自力では解決できない。罪を犯すまいと思っても、人を憎んだりうらやんだりしてしまう。自己中心でいながら自分は他の人よりましと思っているのは盲人のような心。

3.求める事を止めない信仰

人々は黙らせようとしたが、彼は叫び続けた。なぜか?自分で主イエスに近づく能力がなかったからだ。彼には叫ぶ以外の手段がなかった。私たちも自力で神に近づく能力はないが、祈ることができる。祈る事を止めさせようとする力が私たちに働く。「祈ってもむだだ」とか、「神に求められる立場か」とか、「神なんていやしない」といった声を聞いたり、自分で思ったりする。あの盲人のように主イエスを信じ、罪を認め、救いを求めよう。