2014年7月27日 主日礼拝

コリント第一 15章3節~4節
國分広士牧師

1.キリストは

「キリスト」という言葉は「油を注がれた者」という意味。特別な使命(王、祭司、預言者)に任職する時に頭に香油を注ぐ儀式を由来とする。旧約のキリストたちは王として神の正義を行い、祭司として神に仕える宗教をリードし、預言者として神の教えを伝えた。旧約聖書はやがて主が偉大なキリストによって救いを与える事を約束している。

2.聖書の示すとおりに私たちの罪のために死なれた

その救いは、人間の想像を超えた形で与えられた。キリストは私たちの罪の犠牲となって死なれた。罪のない方が、罪ある者の身代わりとなられた。罪に勝つには、罪を処罰するしかなく、救いと処罰の両方を実現するには身代わりしかなかったのだ。

3.聖書の示すとおりに三日目によみがえられた

さらに人間の想像を超え、死からよみがえられた。死で終わってキリストがいなくなるのでは、将来への希望もなくなる。死につつ存在し続けるためには、一旦死んでよみがえる以外にはなかった。また復活によって、いのちを創造する神の力が発揮され、主イエスこそ真のキリスト、真の救い主であることが示された。この方を信じる者は救われる。