2014年7月20日 主日礼拝

創世記 8章1節~22節
國分広士牧師

1.主は心を留めておられた(1-5)

大水の中を、ただ一艘ただよう箱船。ひょっとすると大海の上に居るのかもしれない。そうなれば、たとえ大水がひいても陸に上がることはできない。何の情報もない箱船の中で、頼りになるのは「主は自分たちを見捨てない」という信仰のみ。主は確かに心を留めておられた。箱船はアララテの山上に留まり、海上に流れ出る事はなかった。

2.主の許しが出るまで待つ(6-19)

水がひいた直後は安全とは言えない。ノア達は主の許しが出るまで箱船に留まった。だんだんと外の状況が落ち着いて行くのを待つ期間、早く外に出たいという思いを抑えるのは「主がふさわしい時を与えて下さる」という信仰だった。

3.まず神を礼拝した(20-22)

箱船から出たノアの最初の行動は、祭壇を築き、いけにえをささげることだった。すなわち神を礼拝した。自分たちを滅びから救って下さった神への感謝をあらわし、これからも神に従うことを誓ったのだろう。貴重な動物の中からいけにえをささげることができたのは、神への深い信頼の現れ。「自分のしたいこと」より「神に従う」ことを優先する者は幸い。