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2019年5月12日 主日礼拝
1 主イエスは神を解き明かされた
- 1節の「ことば」は、主イエスのこと。
黙示録19:13には主イエスの姿を「その方は血に染まった衣をまとい、その名は「神のことば」と呼ばれていた。」と記している。 - ヨハネ1:18には「神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされた」とある。主イエスは、神が私たちにご自分の思いを表現し体現された存在なのである。
2 神ご自身が人となられたのが主イエス
- 主イエスは「神に近い方」ではなく、神ご自身。
- 聖書の言う神とは造り主。3節には「すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもなかった。」とある。14:9では主イエス自身が「ピリポ、こんなに長い間、あなたがたと一緒にいるのに、わたしを知らないのですか。わたしを見た人は、父を見たのです。どうしてあなたは、『私たちに父を見せてください』と言うのですか。」と語っている。20:28ではトマスが「私の主、私の神よ。」と、主イエスを造り主だと告白している。
- 自分がそば近くに仕えた方が、事もあろうに天地の造り主だったとは!ヨハネは晩年になってこの福音書を書きながら、改めて自分が経験したことの物凄さに感動し、「この方は恵みとまことに満ちておられた。」(14)、「私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けた。」(16)と語る。
3 主は私たちを神の子にしてくださる
- 人間にとって最大の恵みは「神の子」としていただくこと。「この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。」(12)とある。養子に迎えてくださるということ。
- ヨハネは真の神の子であるイエス様がよくわかっていたので、自分も神の子、すなわちイエス様の兄弟にされるという光栄に感動していた。
- 神は私たちを本気で愛してくださる。単なる弟子やしもべではなく、「神の子ども」なのである。子にするお気持ちがあるからこそ、私たちの罪を代価を払って贖ってくださったのだ。
- 本気で神の子にするからこそ、私たちに神の子としての生き方を教え、その実践をも求められる。うまくできないことなどわかっておられるが、神の愛に応えようとする気持ちがあるかどうかが大切。
- 今日は母の日。母に感謝する者は、母によって自分を生まれさせてくださった神に感謝しよう。この方は、私たちをご自分の子にしてくださる。主イエスを信じて、子として神を崇めよう。
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