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2024年1月21日 主日礼拝
1.全存在に対する宣言(1節)
- 34章1節はよびかけのことば。誰に対して呼びかけているのか?
- 「国々」「諸国の民」「地」「地に満ちているもの」
- 「世界」「世界から生え出たすべてのもの」
- 主が造られたすべてのものに対して「聞け」と呼びかけている。
2.聞くべきことば(2-3節)
- 全存在は、何を聞くべきなのか?
- 「主がすべての国に向かって激しく怒っている」
- 「主が全ての国の軍勢に向かって憤り、聖絶し虐殺されるにまかされた」
- 「天の万象(星々)は朽ち果てる」
- 「天は巻物のように巻かれる」
- これらのことばは、全存在の造り主のことばとして聞くなら、造り主はすべての被造物を終わらせることができるのだから、真に恐るべきことば。
- 4-14節も主のさばきの結果としての荒廃を描いているが、全存在が無くなったなら荒廃もない。荒廃状況があるのは、嘆くべき場があるということ。まだ全存在が消えてしまったわけではない。荒廃を嘆き、主に悔い改め、救いを求めるべき時が来ていることを教えている。
3.確かに預言は成就する
- もしも実際には主のさばきがないなら、おどしのことばにすぎない。そうなら、主はおどしで人をコントロールしようとしている。そうではない。
- さばきは本当にあると主は宣言している。まだその時が来ていないだけ。もし来たなら、その時になってあわてても、何もできない。さばきの前に悔い改めなければ意味がない。
- そこで知るべきは、主のことば。主の語られたことばを聖書で確認するなら、預言は成就してきたことを確認できる。
- いくつか思い起こそう。アダムとエバは死ぬ者となった。ノアに予告した通りに世界は洪水で滅びた。アブラハムに約束した通りに彼は守られ、子孫が豊かに与えられ、その中から救い主が起こされた。ダビデに約束した通りに彼の王権はキリストに受け継がれた。
- 聖書が保存されてきたことも奇跡。旧約聖書は古い写本がなく、現存の39巻完全な写本は10世紀のマソラ本文。しかし、死海写本が発見され、紀元前に写本されたイザヤ書と1000年後のマソラ本文のイザヤ書が正確に書き写されていたことが確認された。ここまで精密に保存されてきた古代文書は他にはない。
- 「主の口がこれを命じ、主の御霊がこれらを集めた」からこそ、保存された。
- 聖書は確かな主の言葉。ならば書かれている通りに裁きがある。裁かれる前に、主の前に悔い改めよう。
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