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2023年6月18日 主日礼拝
1.エッサイの根株から新芽
- エッサイはダビデ王の父。根株からの新芽は子孫を指す。それは、ダビデ王の子孫として生まれるメシアを預言していると思われる。
(ヘブル語「メシア」をギリシャ語で言うと「キリスト」)
- イエス様を連想させる預言の言葉が続く。
「主の霊がとどまる」
主イエスはバプテスマのヨハネからバプテスマ(洗礼)を受けた時、御霊が鳩のように主イエスの上に降られた。(マルコ1:9-11)
「主を恐れることを喜びとする」
主イエスは自分の思いより父なる神のみこころを優先された。ゲッセマネの祈りでは、受難の苦しみを避けたいと願いつつ、父のみこころに従って、逃げずに十字架へと向かわれた。(マルコ14:32-36)
「口のむち」
主イエスは良い教え、正しい教えを語られた。主イエスほど、旧約聖書の意味を正しく解き明かした方はいない。(参マタイ5:21-25 殺人の意味の解き明かしと和解の勧め)
人は「正しいこと」を語るようで、実は「自分に都合の良いこと」を語る。しかし主イエスは自分に不利になっても真実を語った。(参マタイ26:63-66 裁判でのキリスト宣言)
やがて主イエスは裁き主として再臨する。その時、すべての人が主イエスによって、それぞれ自分の行いに応じて裁かれる。(参考 黙20:12-13)
2.主を知る
- これら(狼、豹、熊、獅子、コブラ、まむし)は害を加えないという表現は、天国を思わせる。主イエスによって最後の裁きが行われ、新天新地が造られる。(参考 黙21:1-4)
- 天国では、害獣でさえ、益獣になる。一切の悪が存在しないということ。そうして真の平和が実現する。
- それは「主を知ること」で満たされるから。天国全体が、主の深い愛と正しいお心を表すので、そこにいる者は真に心が満たされ平和にすごせる。
- 「主を知る」ことは、天国に行く前にもできる。そのために聖書が与えられている。私たちは主を知ることで、天国の前味を味わえる。
- 天国の素晴らしさを知れば、誰でも行きたくなる。しかし焦る必要はない。主はみこころの時に、みこころにかなう人を天に入れてくださる。
- 私たちは、地上にいる限り、主をもっと知ろう。罪を悔い改め、主イエスを救い主として信じ、主イエスの弟子になり、主イエスのご命令に従い、みこころにかなう生き方を追求しよう。
主を知ることが満ちれば害獣もおとなしくなる。罪深い自分自身も、真に主を知ることで、良いものへと変えていただきたい。
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