2023年5月14日 主日礼拝

イザヤ書 8章19~20節, ヨハネの福音書 14章1節
國分広士牧師

序)悩むとき、不安なとき、誰に尋ねているか?何に答えを期待しているか?

1.尋ねるべきではないもの

  • 日本には多くの占い師がおり、至る所で占いのことばを聞く。誰が占いの言葉を語るのか?それは霊能力者。
  • 19節の「霊媒、ささやき、口寄せ」も霊能力者で、聖書はこれらを禁じている。「あなたのうちに自分の息子、娘に火の中を通らせる者があってはならない。占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者があってはならない。(申命記18:10~11)」
  • なぜ禁じるのか?それは「神に尋ねるべき」だから。世界と私たちを造られた神以外の者が語ることばは、本当には信頼できない。死者のことばが聞けても、それはもう生きていない者のことばにすぎないので、「その人に夜明けはない」。
  • 最も大きな問題は、神以外のものに頼るなら、神を信じなくなるということ。

2.尋ねるべきもの

  • 私たちが尋ねる相手は神。祈りによって神に尋ね求めることができる。祈りの答えは、聖書によって示される。私たちは聖書によって神のみこころを知ることができる。20節の「みおしえと証し」とは聖書を指している。
  • 神のことばは預言者によって書き記された。「主はモーセに言われた。『これらのことばを書き記せ。』」(出34:27)
  • 聖書は神の「みおしえと証し」。この聖書は誰もが読むことができる。霊能力者や預言者のような一部の特別な人々でなければ知ることができないものではない。神は全ての人にご自分の心を示しておられる。

3.聖書は信頼できる

  • 聖書そのものを信頼しない人も多い。聖書を信頼する根拠は何か。
  • 他の書物と聖書の決定的な違いの一つは、正確に保存されていること。印刷技術のない時代に書かれているのに、精密な写本を繰り返して、最初の記者が書いたのと同じ内容が今でも読めるのは奇跡。
  • 他の古代文書と比較すると顕著。例えば源氏物語にはたくさんの写本があるが、写本の間の違いは大きい。それは古代文書全般に言えること。
  • 聖書写本の正確性は死海写本によって確認された。また、1970年に発掘されたエン・ゲディ文書という古代聖書写本を研究した学者は「エン・ゲディ文書のレビ記が、ユダヤ教典の信頼できる原本とされている『マソラ本文』と、文字と節の分割の両方に関して、詳細のすべてが完全に一致していた。この事実にわれわれは驚いた」と話している。

結)聖書で神に尋ねよう

  • 聖書の保存は、単に人間の努力によるのではなく、神ご自身が、私たちに語るために守ってこられたと信じる。
  • 昔語られた神は、今も聖書で教える。