2023年2月26日 主日礼拝

伝道者の書 12章7~14節
國分広士牧師

1.あなたの若い日に

  • 「若い日」には色々な可能性がある。時間がある。また、何事にも取り組むエネルギーが大きい。若い日の決断は、人生に大きな影響をもたらす。
  • もう若くないと思う人には無関係なのか?
    いや、今日は明日より一日若い。今が自分にとって一番若い日。
  • 若い日はいつまでも続かない。(11:9-10)
  • 「いつか」と先に伸ばさず、大切なことは今日しよう。

2.創造者を覚えよ

  • 創造者は全てを造られた。私たちの真のルーツは創造者。
  • 創造者はすべてをさばく(14節)
  • 創造者は造り直すこともできる
    (参考)エレミヤ18:4-6
    4 陶器師が粘土で制作中の器は、彼の手で壊されたが、それは再び、陶器師自身の気に入るほかの器に作り替えられた。
    5 それから、私に次のような主のことばがあった。
    6 「イスラエルの家よ、わたしがこの陶器師のように、あなたがたにすることはできないだろうか──主のことば──。
      

3.わざわいの日が来ないうちに

  • 「若い日」と対象的なのが「わざわいの日」。3-7節はわざわいの日について具体的に書いてる。
  • 若い日はやがて終わり、必ずわざわいの日がくる。誰にとっても死は避けられない現実。(7節)
  • 人間は知恵を求め、探求し、研究し、それらを書き記す。そうして学問が発達した。伝道者もそれに取り組んだが、その上で、「多くの書物を書くのはきりがない」と、厳しい注意も与えた。(12節)人間の探求によっては、神の教えに勝る真理に到達することはないことを悟るべき。
  • 「神を恐れ、神の命令を守れ」という真理は、人類の始祖のアダムとエバの時から教えられている。

※ 最も若い日である今、創造者に「従います」と祈ろう。