2021年8月15日 主日礼拝

出エジプト 38章21~23節
國分広士牧師

1.主が名指しで召された者たち

  • 出31:2-6 参照
  • フルの子ウリの子ベツァルエル
    「知恵と英知と知識とあらゆる務めにおいて、神の霊を満たした。」31:3
  • アヒサマクの子オホリアブ
    「わたしは、すべて心に知恵ある者の心に知恵を授ける。
     彼らは、わたしがあなたに命じたすべてのものを作る。」31:6
  • 主は使命だけを与えるのではなく、その使命を誰が果たすのかも命じた。
    使命を受けた者には能力も備えられていた。
  • 主には全体的な計画がある。一人一人がその計画の中で果たす部分がある。

2.さらに他の人々を用いる

  • 出35:29-35 参照
    「また、彼の心に人を教える力をお与えになった。彼と、ダン部族のアヒサマクの子オホリアブに、そのようにされた。主は彼らをすぐれた知恵で満たされた。」(35:34-35)
  • 仕事量が多いので、相当数の人が協力しなければできない。設計が緻密なので、きちんと監督されなければズレが生じて完成できない。召された二人は、他の人に仕事を教え、監督する力を主から与えられていた。

3.主の命令をことごとく行なった

主がモーセに命じられたことをことごとく行った。(38:22)

  • 二人の名前は三回も記されている。その功績が重んじられている。
  • 彼らの作った物は現存しない。(紀元前1500年頃に制作)
  • しかし聖書に記された名前と業績は覚えられる。主は忘れない。
  • 特筆すべきことは「ことごとく」。主のご命令を真剣に受け止め全て行なった。
    「いくら主の命令でもこれは無理」とあきらめていることはないか?
    主のことばは、付け加えても削ってもいけない。(黙示録22:18-19) 
  • 私たちがすることも、残らないだろう。しかし主は忘れない。やがて復活の時には正当な報いを受ける。
  • 主のことばを重んじ、主のことばに従おう。