2020年7月5日 主日礼拝

詩篇 33篇
國分広士牧師

1.賛美(1-3)

  • 神に対するふさわしい態度は「賛美」に尽きる。
  • なぜなら神は真に偉大な方だから。神がわかればわかるほど賛美が生まれる。
  • 新しい歌は、神への理解と信仰が深まる時に生まれる。いつも新しい思いで賛美をささげよう。

2.主の「ことば」と「みわざ」(4-11)

  • ことばと行いが裏腹なら無意味。神は語られたとおりに行われる。
  • 神のみわざの第一は「天と地」の創造。神が仰せられるとそのようになった。(創1:3,6-7,9,11,14-15etc)
  • ことばは、神の計画性を示す。神は計画をもって私たちを造られた。
  • 神の計画は「代々に続く」(11)。今も神の計画は行われている。

3.主は天から目を注ぐ(12-19)

  • 主は全てをご覧になっている。全てのことは神の計画の中に織り込まれている。
  • 19節の「飢饉」は創世記37章以降の「ヨセフ」の記事を思い出させる。ヨセフは、兄たちから見捨てられたが、どこにいても神がともにおられることを実感した。奴隷として働けば主人に信用され、牢獄に入れられても、看守に信頼されて、自分が今いるところで果たすべき役割が与えられた。ついに王に信頼され大臣になり、飢饉で困る兄たちが自分のもとに来た時に、全てが神の救いの計画だったことを悟った。
  • どんな苦しい状況下でも主を恐れて、自分のできることを忠実に果たす者は主に目を注がれる。(18)

4.主を待ち望もう(20-22)

  • 混迷する時代の中で私たちは翻弄されている。病気、災害、国際情勢の悪化、環境破壊…しかしこの厳しい時にも神の救いの計画は変わらずに行われている。
  • この社会は崩壊するかもしれない。この日本は、いやこの地球は人が住めなくなるかもしれない。この世界には真の望みが置けないことを感じるなら、ますます主により頼もう。天地を造られた主は、新しい天と新しい地を創造される。(黙示録21:1)