2020年6月28日 主日礼拝

詩篇 31篇
國分広士牧師

1.身を避けるべき状態

  • v1「恥を見ないように」 v4「私を狙って隠された網」 v13「謀議」
    →悪意を持って仕掛けられた罠がある。(詐欺のような)
  • v8「敵」 v11「敵対するすべての者」(隣人、知り合い)
    なぜ、親しかった人が敵となるのか?
    →v12「死人のように」「壊れた器のようになりました」
    →ダビデはサウル王に憎まれていた。彼が忠実な人であっても、王に憎まれているので、多くの人は見捨てた。

2.主の手にゆだねる

  • v1「身を避ける」 v5「御手にゆだねます」 v6「主に信頼しています」
    v14「『あなたこそ私の神です』と告白」 v22「あなたに叫び求めた」
    →どこに助けを求めるのかが重要。
  • 「罠」が仕掛けられている。助けに見える滅びがある。
    v6「虚しい偶像」これも助けに見える罠。
    v10「私の咎によって 私の力は弱まり」
    →罪の誘惑は、短絡的な助けに見えるが、実は悪魔の罠。
    →真の助けは、
  • v7「私のたましいの苦しみをご存知」な方から与えられる。
  • v23「誠実な者を保ち、高ぶる者に厳しく報いる」方から。
    →それは審判者である主。

3.主のいつくしみ

  • v19「なんと大きいのでしょう。あなたのいつくしみは。」
    →主は v8「敵の手に引き渡さず」
    →v20「人のそしりからかくまい、舌の争いから隠される」
    ※サウルからの攻撃に対して、ダビデは反撃しないで逃げ続けた。
     真の敵はサウルではない。サウルを倒せば、喜ぶのは外敵。
  • 私たちにとって真の敵はサタン。人は真の敵ではない。
    私たちに敵対する人は、サタンに利用されているだけ。
  • v19には 「なんと大きいのでしょう。あなたのいつくしみは。
    あなたを恐れる者のために あなたはそれを蓄え」とある。
    責められ苦しい時、主がいつくしみを蓄えておられる。
    やがて、そのいつくしみは注がれる。
    だから、v24 「雄々しくあれ。心を強くせよ。すべて主を待ち望む者よ。」