2019年11月10日 主日礼拝

エペソ人への手紙 3章14節~19節
國分広士牧師

1 御父(14-16)

  • 神を父と呼び、膝をかがめて祈れるのは素晴らしいこと。
  • 父は家族の元。「父よ」と祈り求めることが許されるのは、子とされ家族の一員になっているから。
  • 父が偉大でなければ、膝をかがめない。期待を持って祈れない。真に偉大な方を知っていることは、精神的な基礎。
  • 全てを造り、全ての命を与え、全ての存在を知っておられ、ご自分の計画の中でそれらの存在を意味あるものとしてお用いになる父は、真に偉大。父の「栄光の豊かさ」を知ろう。

2 心のうちにキリストを住まわせてくださる(16-17a)

  • 御霊は「内なる人に働く」。私たちの心は、脳細胞の動きだけのものではない。脳が働かなくなってもなお残る「内なる人」すなわち霊がある。御霊は私たちの霊に働く。それは私たちの手が届かない深い部分。
  • 御霊によって強めてくださるのが御父。
  • キリストを信じるなら、私たちは心にキリストを宿らせる。キリストとともにいるということは、近くにいるだけなのでなく、内にいるということ。
  • それは霊の交わり。御霊が内なる人に働くのも、キリストが心に住むからこそ。

3 キリストの愛を知り、神の豊かさに満たされる(17b-19)

  • キリストを信じるということは、私たちの罪の身代わりとなってくださったキリストの愛を受け入れるということ。私たちは、そのように愛されていることを基礎としている。神の愛こそ私たちの基盤。
  • 自分自身の基盤である神の愛がどういうものなのかをよく知ることは重要。親が亡くなってからその愛の深さがわかっても、家族の交わりは深まらない。生きて交わっているときに知っていたならもっと良い関係になっていたはず。
  • 主は死なないが、私たちは死ぬ。生きている間に、神の愛をよく知り、神との交わりが深まるなら、その人生は祝福される。
  • 神の世界の広さを知っているか。神のご計画の長さを知っているか。神の思う理想の高さを知っているか。神の愛の深さを知っているか。よく知れば知るほど、神への信頼が深まり、神に愛されている自分自身の人生にも期待を持てる。

本日の宣教要旨はございません。