2018年11月11日 主日礼拝

詩篇 119篇145~160節
國分広士牧師

主を呼び求める

<どんな求めか>

  • 私に答えてください(145)
  • みことばを待ち望んでいます(147)
  • みことばに思いを潜めます(148)
  • 私の声を聞いてください(149)
    →自分の心の思いへの応答として、神のみことばが与えられることを求めている。 <どれくらい切実に求めているのか>
  • 夜明け前に起きて(147)
    →まずみことばを聞きたいから。
  • 叫び求めます(147)
    →黙っていられないという態度。
    (149)「私の声を聞いてください」は正に叫びの声。

求めを起こさせるもの

<悪しき者の存在>

  • エバは「園悪意を遂げようとする者(150)
  • 悪しき者(155)
    →彼らは「みおしえから離れ」「おきてを求めない」
  • 私を迫害し敵とする者(157)
  • 裏切る者ども(158)
    →彼らは「みことばを守らない」
    ※自分に危害を加えるかどうかだけでなく、神のみことばを無視し求めようとしないことに心を痛めている。

神への信頼に基づく求め

  • 私をお救いください(146)
  • 私を生かしてください(149,159)
  • 私を助け出してください(153)
  • 私を贖ってください(154)
    →深い信頼なしにはこうした求めはできない。
    祈りは神への信頼を表す。神に大きく求められる信仰を持ちたい。

信頼の土台はみことば

  • 主がそばにおられることを、みことばで知っている(151-152)
  • みことばが現実に適用されると信じている
    「定めにしたがって」(149,156)
    「みことばにしたがって」(154)
    →神が「救う」と約束したなら救われるはずと、信じる。
  • 神は不変であり、みことばも不変なので、今も信頼できる。
    「仰せはことごとくまこと」(151)
    「永遠に定めておられる」(152)
    「みことばの全ては真実です」(160)
    「あなたの義のさばきはことごとく とこしえに至ります」(160)
    →時代とともに変遷する宗教とは異なる。
    3000年前の詩篇と同じ信仰を私たちは告白する。