2015年10月11日 主日礼拝

創世記 30章1~24節
國分広士牧師

人間同士の醜い争いの中で、不思議と神の計画は実現していく。

1.嫉妬

ラケルは姉レアに嫉妬した。姉は夫に愛されていなかったが、子は何人も生む。ラケルは夫に愛されていたが、子が生まれなかった。この時代の女性は子を産めないことを特に恥じたので、夫の愛だけでは満足できなかった。一方、姉も子を産めたことは感謝しつつ、夫の愛を欲していた。

2.競争

姉妹は競争心で子をもうけようとした。しかし、真に欲しかったのは、ラケルは実子。レアは夫に尊ばれること。この競争はヤコブに豊かな子孫が与えられる結果を生んだ。ピリピ1:18参照

3.神はラケルを覚えておられた

誰も真に満足できないまま、時は進む。ついに神はラケルの願いをきき、ヨセフを生む。ここで家族の間の緊張が解けることになる。それは、次のステージへと進む備えともなる。