2015年1月25日 主日礼拝

ローマ人への手紙 6章23節
國分広士牧師

1.罪の報酬は死

人間を裁く神の存在を無視するなら「善悪」よりも「成功・失敗」が価値観の基準になる。悪も上手に用いて成功するなら良いということになるのである。しかし、聖書は人間を造られた神が、人間の生き方を評価し、その行いに従って報いると教える。罪の報いは永遠の死なのである。天国も地獄も架空の話ではなく、聖書は現実の問題だと教える。

2.神の賜物は永遠のいのち

しかし愛の神は人間を滅ぼすことなど望まれない。愛するものには良いものを与えたいのである。神は滅びでなく永遠のいのちを与えたいと思われた。しかし全ての人は罪を犯したので、生き方の報いとしては与えられない。そこで、プレゼントとして永遠のいのちを与えることにされた。プレゼントは与えるものが代価を払う。神ご自身が代価を払って下さった。

3.主キリスト・イエスにある

神の支払った代価はイエス・キリスト。罪のない人が、罪を犯した人の身代わりとなって、死の裁きを受けたのだ。これが神の払った代価。もう代価は払われている。あとは、受け取るだけなのである。キリストが自分の罪の裁きを受けてくれたので、自分の罪は赦されたと信じるなら、神の差し出すプレゼントを受け取ることができる。プレゼントを受け取り、滅びではなく、永遠の命を得よう。