2014年11月2日 主日礼拝

創世記 14章19節~20節
國分広士牧師

1.ロトを救出したアブラム

アブラムのおいロトが住むソドムは、戦争で負け、略奪され、ロトも捕虜として連れ去られた。アブラムは自分のしもべと盟約していた友人たちとで追い、敵を撃退してロトらを救出した。

2.メルキゼデクの祝福を受ける

凱旋するアブラムを祝福するために、サレムの王メルキゼデクがやってきた。天地の造り主である神からの祝福を受けるようにとアブラムに語り、持参したパンとぶどう酒を提供した。アブラムは祝福を受け、メルキゼデクに戦利品の10分の1をささげた。

3.ソドムの王の祝福は断る

もう一人の王が来た。戦争で負けたソドムの王だった。彼はアブラムに国民を自分に返し、アブラムが敵から奪い返した財産はアブラムのものにするようにと申し出た。謙虚に聞こえるが、財産をアブラムに取らせることで、アブラムの勝利を自分の手柄にするしたたかな計算も感じる。アブラムはソドム王のものは一切受け取らないと断る。アブラムが受け取ったのは、神からの祝福。真に勝利を得させてくれるのは造り主なのである。