2014年9月28日 主日礼拝

使徒の働き 4章23節~35節
國分広士牧師

1.罪の世の脅かし

主イエスを十字架につけた祭司長たちは、弟子たちの宣教も妨害し、弟子たちを脅かした。主の救いとは罪からの救い。罪に陥らせようとする悪魔の力は、救いのみわざを妨害し、主イエスを攻撃し、次には弟子たちを攻撃する。主の救いの計画に従う者は必ず脅かされる。かつて日本の教会も同じように脅かしを受けた。

2.神のことばを語る教会

脅かしを受けた弟子たちは集まり、みことばを大胆に語らせてくださいと、心をあわせて祈った。その答えとして、彼らは聖霊に満たされ、励ましを受けた。そして確信を得て、大胆にみことばを語った。脅かされたとき、日本の教会は祈りに専念しただろうか。心をあわせて祈るという点で、反省は大きい。祈りの一致がなければ脅かしに対抗できない。

3.心と思いをひとつにする教会

共通の祈りは、他の面でも祝福をもたらした。信者相互の愛が増し、生活面でも助け合い、誰も乏しい者がないほどだった。しかしこれはあくまで副産物であって主目的ではない。迫害に屈しないで、みことばを伝えたいという願いこそ主目的。主にある一致をいただいているか振り返り、正しい願いをもって進もう。