2014年9月21日 主日礼拝

ルカの福音書 9章28節~36節
國分広士牧師

1.過去の人々と語る

神のみ子であるイエス様は、いつもは隠しておられた栄光を輝かせた。しかも栄光の中に旧約の偉人であるモーセとエリヤも現れた。初めて見る二人が誰かを理解できたのは、神の栄光の中では特別な理解力が与えられるからだろう。モーセとエリヤは過去の人なのに、確かに生きており話している。この地上でのいのちが尽きても、人の霊は生きている。

2.最期について話し合う

三人の話題は「主イエスの最期」について。モーセやエリヤが預言していた救いの成就として、主は地上に生まれた。彼らは天国からずっと、主イエスによる預言の成就のありさまを見ていたのだろう。そしていよいよ救いのみわざのクライマックスとして、罪の贖いとして死なれる時が近づき、試合中の選手を励ますセコンドのように彼らは主を励ました。

3.「彼の言うことを聞きなさい」

モーセたちとずっと共にいたい弟子たちに彼(主イエス)の言うことを聞くようにとのことばがあった。栄光のすばらしさや過去の人々に会えたことよりも大切なのは、今、自分に語りかける主のことばを聞くことである。私たちにも、もう一度会いたい過去の人々がいるが、聖書に記された主のことばが与えられているので、より大切な主のことばを学ぼう。