2014年5月11日 主日礼拝

創世記 4章1~15節
國分広士牧師

1.主によって得る(1-2)

エバは、子を与えられた感激から「主によって得た」と告白した。いのちの誕生は神秘的で、全てのいのちは主によることを私たちに学ばせる。いのちそのものを与えた神と、生み育ててくれた母に感謝しよう。

2.主へのささげもの(3-7)

主によって与えられたことを感謝し、人はささげものをするようになった。神はささげものを必要としているのではないが、人間の服従心の表現として「正しく行ったのであらば」ささげものを受け入れてくださる。しかし人間はすぐに他者と自分を比較し、ささげものさえ優劣を競う材料になる。

3.負いきれない咎(8-15)

カインは弟アベルを妬んで殺す。神にさえ、しらを切ろうとするが、人間はだませても神はごまかせない。カインは初めて自分の罪の大きさを悟り、「負いきれない」と告白する。カインだけではない。人は自分の罪を負いきれない。負えると思うなら、それはまだ罪の重さを知らないから。注目すべきは、嘆くカインに主が励ましを与えたこと。神は殺人者カインをも愛する。神は罪人を救うためにひとりごを十字架にかけられたお方なのだ。