2013年4月28日 主日礼拝
1.みことばの種が蒔かれる
日本の種まきは、丁寧に無駄なく行うが、聖書の時代の種まきは、畑の風上に立って種を風に乗せて飛ばすので、あたり一面に種が撒き散らされる。畑だけでなく周囲の草地にも岩地にも道ばたにさえ種が落ちる。この種は神のみことばのこと。神は、求める人にもまだ求める気のない人にも分け隔てなくみことばを届けようとされている。
2.聞く耳のある者は聞きなさい
同じみことばを聞いても、聞き方の違いで、結果が全く変わる。道ばたのように硬い心はすぐ忘れ、表面は柔らかでも心の奥は硬い人は初めは喜んでもすぐ止める。イバラのようなよけいな物が心にはびこる人は優柔不断で信仰が明確にならない。整えられた心で聞く人は、みことばが大きな結果をもたらす。聞く耳があるかどうかは自分自身の課題。
3.聞き方に注意しなさい
聞き方が悪いとみことばが役立たない。みことばの聞き方を覚えよう。主のお考えを知ろうとする素直さが大切。神の考えではなく、自分の知りたい事を聞き取ろうとする自分勝手な聞き方では、道ばたか岩地かせいぜいイバラの地。神の考えを素直に聞く人は、結局は自分の知りたかった事もよくわかり、さらによりみことばを受け止められるように成長する。わがままを悔い改め、神の前にへりくだることを決意しよう。