2013年8月18日 主日礼拝

ルカの福音書 11章5~13節
國分広士牧師

1.あくまで頼み続けるなら

祈りのことばに続いて、主は祈りの姿勢を教えられた。あるときだけ祈るのと、あくまで頼み続けるというのでは姿勢が大きく異なる。粘り強く祈りがきかれるまで頼み続ける姿勢を持っているだろうか。少しだけしか神に心を向けないということはないだろうか?

2.天の父に求める

頼み続けられるかどうかは、相手次第で決まる。お願いされても応じる力のない相手では仕方ない。また、力はあっても非情な相手だったら、とり頼むことは危険かもしれない。しかし天の父は、全てを造り全てを愛する、力と愛に満ちたお方。誰かに頼むなら、一番頼みたい相手なのだ。

3.求め、捜し、たたく幸い

祈りが、求めている事柄を実現するための方策にすぎないなら、祈りに時間を費やすより、もっと具体的な方策を選んだ方がいいかもしれない。しかし、「祈り」自体に意味がある事を見落としてはならない。祈りは神との会話とも言われる。父なる神は、ご自分を信じて祈る人々の心を喜ばれるだろう。祈りの課題は単なる痛みではない。信じて祈る事で神を喜ばせる機会なのだ。