2015年2月1日 主日礼拝
1.素通りなさらないでください
アブラハムは見知らぬ人が自分に向かって立っているのを見た。相手は自分が迎えるのを期待していることを悟ったアブラハムは、自分から走って行き、素通りしないで自分にもてなしをさせてくださいと懇願した。旅人を貴重な機会と考えるか、関わりたくないと無視しようとするかでは全く異なる。主が来られた時に迎えられる人は幸いである。
2.心の中で笑った
この旅人は実は主と二人の天使だった。先にアブラハムに告げたように、彼ら夫妻に1年後に子供が生まれることを予告したが、サラも信じられずに笑ってしまった。声を出さずに笑ったが、主はご存知で、サラは否定したが、主はなぜ笑うのかと問い、彼女が否定しても確かに笑ったと指摘した。主はサラに信じてほしいと望んだのだ。主は信仰を求めている。
3.主に不可能があろうか
主はアブラハムとサラを救い主の先祖となるという特別な奉仕に召されていた。約束の子を産み育てるサラにも、主は深い信仰を求められた。彼らの経験は、主には不可能はないことを信じるための経験だった。長く待たされることを私たちは望まないが、長く待てばこそ、子を与えた神の偉大さがよくわかる。私たちにも実現不可能とも思える祈りの課題がある。主に不可能がないことを信じて祈ろう。