2015年10月4日 主日礼拝

創世記 12章1~8節
國分広士牧師

私たちの教会の歩みは1951年にドイツリーベンゼラ宣教師の開拓第一号教会として始まった。翌年4人が受洗。彼らは自分の人生を変える決断として洗礼を受けた。神は生き方を変える決断に人を導く。

1.地上の全ての民族を祝福する歩みへと向かい始めた

アブラムも神の招きで人生が変わった。大きな決断をするとき、だましではないかと疑いやすい。しかし、アブラムは盲信して旅立ったのではない。カナンに行くべきだとわかっていた。神に従うことによってどんな祝福があるのかもわかっていた。

2.様々な問題に直面した

アブラムは家族やしもべたちの一団をひきつれてカナンに来た。その人数は少なくとも1000人以上。それだけの大集団が暮らすにはかなりの土地が必要。しかし人が住みやすい良い場所は先住民によって確保されている。アブラムはいつでも移動できる天幕生活をし、一カ所にばかりとどまらない事で、先住民との共存をはからざるを得なかった。

3.置かれた場で主を礼拝することがあかしとなった

アブラムはそうした地において、主のことばをいただき、主を礼拝した。誰を何を信頼するのか、なぜ信頼するのかは、再確認する必要がある。何度考え直しても確かに信頼できると確認しよう。聖書を信じて従う私たちは、聖書を読み返し、学び直すことで、与えられた約束の確かさを確認しよう。強がって信仰が強いふりをするのでなく、すなおに疑いも迷いも神に祈って尋ね、その上で約束のみことばをいただこう。