2022年1月2日 主日礼拝

レビ記 1章~2章
國分広士牧師

1.宥め

  • 私たちは宥めを必要としている。神は私たちの罪を怒っている。
  • 聖い神は、どんな小さな罪も嫌われる。
  • 人間は「神のかたち」であり、聖い存在であるはずなのに、汚れている。他の人を基準にして「みんなやっている」と言い訳をするが、本当の基準は原型。原型は神。神の聖さを反映するはずの人間が、期待に反して罪深いのが真の問題。
  • 神には時効はない。必ず清算をする。清算の方法として宥めのささげものをすることが教えられる。焼いて灰にすることで、神にささげたことを表す。

2.傷のない家畜

  • ささげものは「家畜の中から」。家畜は大切な財産。自分の大切なものをささげることに意味がある。
  • ささげものは「傷のない」もの。家畜の中でもさらに大切なもの。「いらないからあげる」という態度では、宥めにはならない。
  • カインとアベルのささげものの例(創世記4章)から、ささげる態度を主が問題にされることを思い起こそう。
  • 神は聖い御子を宥めのささげものにされた。人の代わりに、完全なささげものを準備してくださった。

3.頭に手を置く

  • 頭に手を置くのは委任の行為。
  • 自分の代わりに死ぬことを認めることで、罪の告白と、主の赦しを求める姿勢が表される。
  • 主イエスを信じるということは、キリストという宥めのささげものの頭に手を置くということ。私たちの罪が十字架で裁かれ、贖いがなされ、主は私たちを受け入れてくださる。