2020年8月16日 主日礼拝

創世記 28章
國分広士牧師

1.天地をつなぐはしご

  • 天使たちが上り下りしている。
  • 神の使いが天から地に降り、神のみこころを行う。
  • また神の使いは天に昇り、地の人々の訴えを神に伝える。
  • そのように神の目は地に住む私たちに注がれ、その必要を知り、みこころを行ってくださる。

2.主はヤコブ個人に語りかけた

  • 神が偉大であることを知っても、自分との関係がないなら、いてもいなくても変わらない。
  • しかし、神が自分に関心を持ち、語りかけてくださっていることに気がつくなら、偉大な神と自分がつながっていることを知る。
  • 神はヤコブを祝福し、アブラハムに与えた約束を彼にも与える。
  • 創世記12:1-3に、神がアブラハムに与えた三つの約束がある。第一は子孫を増やすこと。第二は守ること。第三は、全人類の祝福になること。15:7には、カナンの地を与えることも約束されている。
  • 28:13-15のヤコブへの祝福では、地の相続、子孫が増えること、全世界の祝福、守りの約束がある。アブラハムへの約束が受け継がれている。

3.どこへいっても、ともにいる

  • 特に、ひとりきりのヤコブには、守りの約束が強調される。カナンの地を離れていくヤコブには、神の守りからもはずれてしまう恐怖心があったのだろう。
  • 主は「どこへ行っても」と言われた。神は場所に縛られる方ではない。パワースポットという特定の場所があるわけではない。私たちがどこにいても、そこに主もおられる。たとえ、主にふさわしくない場所であったとしても、こんなところで主はみこころを行うはずがないと思う場所であったとしても、どこででも。主の心は私たちよりも広い。
  • 主は「捨てない」とも言ってくださった。主のあわれみは深い。