2019年6月30日 主日礼拝

ヨハネの福音書 14章15節~27節
國分広士牧師

1 人格者としての聖霊

  • 主イエスは聖霊を「助け主」と呼び、人格を持つ方であることを教えた。
    この方は主イエスの願いで父が私たちに与えてくださる。
  • 世、すなわち人間は、自分の知恵では聖霊を知ることができない。聖霊の人格性や三位一体を認めない立場は、人間の知恵だけで理解しようとしている。26節にあるように、聖霊は主イエスの名によって父がお遣わしになる。主イエスを信じる信仰がないと、聖霊はわからない。

2 助け主は私たちのうちにおられる

  • 17節には「この方はあなたがたとともにおられ、また、あなたがたのうちにおられる」とあるが、これはコリント第一12:3を思い起こさせる言葉。
  • さらにコリント人への手紙 第一 6:19には「あなたがたのからだは、あなたがたのうちにおられる、神から受けた聖霊の宮であり、」とある。
  • 主イエスを救い主と告白する者の心には、聖霊がおられる。これは神との親しい交わりの実現。その日には、わたしが父のうちに、あなたがたがわたしのうちに、そしてわたしがあなたがたのうちにいる(20)
  • 天における神との親しい交わりを、地上で経験し始めるのが聖霊の内住。

3 助け主は教え、学んだことを思い起こさせてくださる

  • 聖霊は、私たちを教え、また学んだことを思い出させてくださる。
    「聖書はよくわからない」「学んでもすぐ忘れてしまう」と悩む者は、聖霊の助けを求めよう。
  • 私たちは知恵が足りないし、記憶もあやふや。しかし、本当に必要なことは、教えていただけるし、思い出させてもいただける。
  • 主イエスを信じる者のうちに聖霊がおられるのだから、主イエスを愛そう。
    「だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。そうすれば、わたしの父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住みます。」(23)
    という約束を、体験させていただこう。