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2018年7月1日 主日礼拝
主のみおしえに歩む人々(1-4)
- 詩篇119篇は、最も長い詩篇だが、テーマが明確で印象的なことばも多いので、親しまれている。テーマは「みことば」。各節にみことばを思わせる言葉がある。
- 最初に「主のみおしえに歩む人」が幸いだと語り出す。「全き道を行く人」や「不正を行わず」といった表現もあるが、そうしたいわゆる「良い人」ということなら、「主」を意識しなくても誰もが幸いだと思う。しかし真に幸いなのは、単なる「良い人」ではない。「主のみおしえに歩む」ゆえに「不正を行わず」に「全き道を行く」人が幸いなのだ。
- すなわち、「良い人になる」ことが目的なのではない。主のみおしえに歩む、すなわち教えてくださる神に従うことが目的なのだ。自分の人格の向上よりも、神に受け入れられることのほうが、より重要なことなのである。
私を見捨てないでください(5-8)
- 詩篇作者は、自分が幸いな者だとは断言できない。そこで「私の道が堅くされますように」と願い、「どうか私を見捨てないでください」とも願う。
- そう願う作者がこころがけるのは、「あなたの義のさばきを学ぶ」ことであり、学んだおきてを守ることである。
みことばを心に蓄えます(9-12)
- みことばを学び、それに従い守るなら、必然的に良い生き方をするようになる。
- しかし、学んだことを生かせずに、正しい道から迷い出ることも多い。
- 迷った時には、地図があれと助かる。迷わないために最初から地図を見ておくことが賢明。みことばは正しい地図の役割を果たす。
- 正しい道順を覚えるように、神のみことばを心に覚えよう。道はいろいろある。道順も一通りでは無い。臨機応変に対処するためには、ナビのように地図そのものを記憶できると一番いい。
- 神のみ言葉を心に蓄えるとは、自分の内側にナビゲーションシステムを持つようなもの。心にあるみ言葉が、自分が今、どこにいるのかを教える。正しい道では無いところを進んでいるなら、罪の意識が生じて、誤りを悟らせる。
あなたのみことばを忘れません(13-16)
- せっかく良いことばを覚えても、うろ覚えになったり、うっかり忘れることもある。
- 「忘れない」と決意して、覚えたみ言葉を思い起こそう。
- 忘れないためには、唇で語ることが有益。自分で語ったことは記憶に残る。
- 楽しむことも覚えるのに良い。むりやり覚えるのは辛いが、楽しむと自然に覚える。決して不謹慎では無い。みことばを暗誦したり歌ったりして、楽しんで覚えたい。
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