2013年7月14日 主日礼拝
1.70人の弟子の派遣
前章で12使徒が派遣されたが、次に70人の弟子を主イエスが定め、二人づつペアで派遣された。派遣先は、主ご自身が行くつもりの町々。主が行く前に、主を迎える準備として、「神の国が近づいた」と語るのが使命。礼拝式次第の最後の部分も「派遣」。主の弟子の使命はこの世に派遣され、主の救いをあかしすることだから。
2.派遣にあたってのことば
12使徒の派遣は人ごとに思えるかもしれないが、70人の派遣は自分も派遣されるのだと教えられる。派遣にあたって主が弟子達に語られたことばは、自分に語られたこと。主はまず何と言われたか?「実りは多いが、働き手が少ない。」自分が派遣される理由が明確に示されている。働き人が多ければ自分は無用かもしれないが、事実は実りに対して働き手が少ないのだ。
3.祈りなさい
問題の解決はどうしたらいいのか?「あなたがしなさい」とリクルート活動をすることか?主イエスは何と言われたか?「収穫の主に祈れ」と言われた。訴えるべき相手は人間でなく神なのだ。たとえリクルートで人を見つけても、その人を派遣するかどうかは主が決める事だから。働き手を求める祈りは二つの面を持つ。第一は誰でも良いから働き手を願う事。第二は、必要なら自分をもっと用いるよう願う事。この第二がないと真実な祈りにならない。