2013年5月26日 主日礼拝
1.あなたの信仰があなたを直した
死にかけている12歳の娘の家に向かう主イエスの一行。一刻の猶予もない緊急事態の最中に、深い悩みを抱えた女がそっと主イエスにさわった。通り過ぎると思った主イエスは立ち止まって、この女のために貴重な時間を費やした。主は女に信仰を告白する機会を与えることを選ばれたのだ。真の救いを与えることこそ主イエスの願いだった。
2.ただ信じなさい
一刻も早くと焦る父親にとって主イエスが立ち止まったのは絶望的だった。案の定、家から娘の死の知らせが届く。その時に主は「ただ信じなさい」と言われた。この時まで、父親の心は「早く早く」という思いばかりで、真に主を信じるかどうかという最も大切な決断ができなかった。マタイ9:18にはその信仰の言葉が記されている。
3.泣かなくてもよい
主は最初から娘をいやそうと思っておられた。しかし同時に主は長血の女も娘の父親のことも考えておられた。彼らに主イエスを信じる信仰を与えることも、娘のいのちと同じように大切だと主は考えられ、その全てを救う道を選ばれたのだ。まだ娘は息を吹き返していない。しかし、そこに主イエスがおられる。救い主を迎えたなら、もう泣かなくてよいのだ。