2013年5月12日 主日礼拝
1.墓場に住んでいた男の悪霊を追い出す
悪霊が人にとりつくと、異常な行動をとらせる。人は聖霊の宮(Ⅰコリント6:19)となるべきであり、聖霊の代りに悪霊を心に受け入れれば、悪霊はとりついた人の幸いなど考えないのでおかしくなる。主イエスは長い間悪霊に取り付かれ家にも帰れなかった男の悪霊を追い出し、この人を解放しようとされた。
2.主イエスを恐れて拒んだ人々
男の解放には2000頭(マルコ5:13)の豚の死という代償が伴った。豚の飼主にとっては大損失。さらなる損失を恐れた人々は主イエスに去るように願った。損失の補填を求めずに去る事を願ったのは、主に期待する思いがなかったから。目の前に救い主がおられたのに残念。
3.主のお供でなく家に帰る導き
いやされた男は主のお供を志願したが、主イエスは家に帰された。それは彼を拒んだのではなく、別の目的があったから。彼自身が家に帰るという恵みを経験し、主を拒んだこの地の人々に彼自身の存在をもって、主イエスをあかしするという目的。彼にしか果たせない使命があったのだ。彼は主の弟子として家に帰るように召された。主の召しに従うところに真の幸いがある。